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壺と石

07/17 00:21
『いのちがけで

ほしいものを

ただひとつにしぼって

言ってみな』

大学のある授業で教授は大きな壺を取りだし、壺が一杯になるまで石を詰めると、学生に聞きました。

『この壺はもう満杯か?』

学生が『はい』と答えました。

教授は教壇の下からバケツ一杯の砂利を出して壺の中に流し込みました。

石と石の間を砂利が埋めていきます。

そして、もう一度聞きました。

『この壺は満杯か?』

学生が『多分違う』と答えました。

教授は『そうだ』と笑いながらもっと細かい砂を砂利の隙間に流し込みました。

『もうこの壺は満杯か?』


学生はそろえて
『いいえ』と答えました。

教授は水を壺のふちまでなみなみと注ぎました。


『先に大きな石を入れないと、後で入る余地がないということだ。

この壺は人生そのものを示している。』

大きな石とは、志であったり、愛する人であったり、家族であったり、夢であったりする。


大きな石とは今、一番大切なものだ。

これを最初に壺の中に入れないと永遠に失うことになると講義しました。


般若心経に

『究竟涅槃(くきょうねはん)』

という言葉があります。
絶対的な心の安らぎの境地をきわめつくすことができること。


ゆうゆうと生きよ、志を一つに絞れば

「あれもこれも」結局その中に見つかると説いています。

いろいろな迷いの中から、一つに絞りこんでいくことこそ、

迷いから離れていく姿になると。

私もそんな気がしてなりません。

皆様も大きな石が

見つかりますように。

合掌

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