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母親の思い

10/19 02:22
古典の「お伽草子」に
鉢(はち)かづき姫という物語があります。
1年前にも紹介しました。

なかなか珍しい物語です。
(福娘童話集より)

美しい姫が13才の時、
お母さんが思い病気になり、姫を枕元に呼んで姫の頭に大きな

鉢(お碗)をのせて

亡くなりました。


それが、とれないのです。

お父さんは新しい奥さんをもらうのですが、


意地悪をされ、

一人家を出るのです。

あまりにも辛いので、

川に身を投げるのですが、

木の鉢のおかげで

浮き上がり、死ぬこと

ができません。

旅先で嫁合わせという

集団お見合いの時、

鎌倉長谷寺の観音様に

お願いすると鉢が

とれて、その中から

金銀財宝が一杯出てきて、

結婚もでき、

別れ別れになっていた、

一人さ迷っていた

父親とも出会って

幸せに暮らしたという

お話です。

それを、見越して

お母さんは姫に


鉢をかぶせたの



でした。



素敵な物語です。



いざという時に、

観音様が見守って


いますよ。



そんな教えの言葉が



鉢かづきです。

詳しくは福娘童話集を御覧ください。


皆様も難局を乗り越えるよう見守っている仏様がいることをお伝えします。

合掌

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