風と共に去りぬの日記

^07/21 07:21

『途切れそうな恋』

野中や木陰を流れる、誰にも気づかれないような水の流れを忘れ水といいます。

草陰に見え隠れして、
途切れ途切れに流れているささやかな流れ。

和歌の世界では今にも途切れそうな恋のたとえに使われている。

存在すらも知られてはいないけれど、
心のよりどころになったりもする。

このような人がきっとどこかにいるのでしょう。

「あづま路の

道の冬草

茂りあひて

あとだに見えぬ

忘れ水かな」

(新古今集)

「はるばると

野中に見ゆる

忘れ水

絶え間絶え間を

嘆くころかな」

(後拾遺集)

野中にはるかに見える
忘れ水のように、
あなたの訪れが
絶え間がちなのを
嘆いています。

途切れそうな恋の

忘れ水

素敵な言葉です。


合掌
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