この世界で立ち回るためには装備が必要だ。俺の装備はといえば『しなびた短棒』を腰にぶら下げているだけ、まずは装備を整えなければな。
お！あそこに武器屋がある、ちょっと寄っていくか。

店に入るとショーケースに商品がズラリと並べられていた。どれどれ、

・ハヤブサの短剣･････････････････１０００G
・ロングソード･････････････１００００００G
・ロングロングソード･･･････５００００００G
・こん棒･･･････････････････１００００００G
・鍛えぬかれたこん棒･･･････５００００００G
・EXカリ棒ー(保証書付)･･･１０００００００G

高っけー！相場はこんなもんなのか？
俺の所持金は･･･３０００G(ボソボソ)
はあ･･･何もないよりマシだな、よし！

『ハヤブサの短剣下さい！』
「へい、いらっしゃい！」
「ハヤブサ･･･短剣･･･チラッ･･･(≧ω≦。)ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ」

うん？今、笑われたよな？(ハテナ)
「お客さん、お目が高いね(笑我慢)」
「これサービスの粗品だよ、一緒に持っていきな、電池は付いてないから自分で買うんだよ(笑耐)」

テ レ レ レン テッ テーン！！
-----『ハヤブサの短剣』を手に入れた-----
-----『動くヤツ(電池別売)』を手に入れた-----

「隣の道具屋にも寄ってみるといい、きっと役立つアイテムがあるよ(笑耐限界)」
「またのお越しを！(≧ω≦。)ﾌﾟﾌﾟﾌﾟｯ」

気い悪いーわ！二度と来るか！ボケ(怒)
俺は右手に『ハヤブサの短剣』を、左手に『動くヤツ(電池別売)』を握りしめ武器屋をあとにした。

つづく